2023年1月28日(土)
- Shinwa go
- 2023年1月28日
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更新日:2023年1月31日
【室戸で漁船の視察】
番外編である.今日はマグロ延縄漁船が改造中で見せて頂ける.そこで,仕事の一環として久々に室戸へ赴いた.
ここでは仕事のマニアックな内容を記述してもしかたがないので,室戸への道中と,船の視察を少しだけ紹介をする.
高知市から室戸市までは約1時間40分.ひと昔は高速道路が全くなかったので,2時間は掛かっていた.現在は,片道1車線であるものの,高知市から高知龍馬空港間,野市(のいち)から芸西村(げいせいむら)間まで開通され,非常に早くなった.


室戸までの第一休憩ポイントとして,大山岬の道の駅でトイレ休憩である.ここは,最近新設されたメインの道路から外れてしまい,地元の人が主に利用する施設になってしまった.9時ごろ到着したが,お店が開いてなく,なんだか,ひっそりしている.山辺を見ると奥山は積雪していた.気温は4℃.この道の駅の下には港があり,知人の船が係留されている.堤防では,釣り人がフカセ釣りをしているようである,(懐かしいなあ〜,25年ほど前に通って,20cmくらいのグレを釣って喜んでいたなあ〜)
もう少し東に行くと地磯があり,同僚とそこにもよく釣りに行った.ほとんどが坊主であり,「次は釣るぞー」と言いながら,帰路の途中にある国虎屋で国虎うどんをすすりながら,「あのウキが良い」や「仕掛けはこうしたら良かった」と語り合った.

次の休憩所は,室戸にあるキラメッセ道の駅である.ここはレストランと地場産品を販売する施設に分かれている.
今回は,販売施設の駐車場に車を止めてトイレ休憩とした.
レストランは地元の人のリピーターが非常に多いとともに,ロケに来た芸能人もよく食事をしている.

だいぶん昔になるが食事をしていると,コソコソと作家でありタレントでもあった志茂田 景樹(しもだ かげき)が奥の座敷に入って行った.目立たないように移動していたが,ド派手なピンクの衣服で,その行動に反した衣服のギャップが面白く,うどんを吹き出しそうになった.
ここではなんでも美味しいが,私は食事の回数を重ねるうちにサバ寿司とうどん小のセットが定番となった.サバ寿司に添えてあるレモンをぶっかけると,サバの旨味とレモンの酸味が調和して美味である.口直しに飲むダシの効いたうどんの汁が,これまたたまらない.

室戸の漁港に着いて,目的の船を船主さんに見せていただくことになった.船を見た瞬間,「でかいなあ〜.かっこいいんあ〜,たまらんなあ〜」と思わず独り言がでる.写真ではスケール感を伝えられないが,高さが2階建の家の屋根先以上はある.今まで見たマグロ延縄漁船19tonクラスでは最大ではないだろうか.主エンジンは1100馬力で,加えて発電機用のエンジンが2機,7.5kWの冷却

装置が配備されている.また,船員8名が寝るスペース,広いキッチンルーム.私からすると,これはもはやフェリーである.中古船で購入し,機械類とその他小物類は新品に入れ替えているとのこと.購入総額は,約1億5000万円.
ゲスな話であるが,「商売として成り立つの?」と聞いてみた.答えについては詳細を伺ったが,ここでは控える.

それだけでは書いている意味がないので少しだけ.船主さんの先代のお話も伺えたので,そのエピソードをご紹介しよう.先代の奥様が近所の友人から宝くじを買いに行こうと誘われた.当時は一等前後賞あわせて1億2000万円である.しかし,奥様は購入に気が乗らない.その理由は「毎年,そのくらいの金額を見ているので..」ですって.「昔の良き時代ですよ!」と船主さんは笑っていた.
その他に漁獲時のエピソードや漁業の業界事情など,色々伺った.10時からの視察であったがあっという間に12時が過ぎてしまった.まだまだ伺いたいことが次々に出てきたが,それはまたなんとか機会をつくっていただこう.
やっぱり,プロは次元が違う.特に漁獲するという感性と,それを具現化する設備についてである.
寒いので悩み中です。。。
また妻が「今日、私は楽しむね。家事お願いね。」と言って会食に行きました。
エプロンつけて夕食準備して待っているのですが、帰って来ません。。。
テンヤのエサも購入済みですので、可能な限り行くつもりです!
しもだかげきの件、笑いました(笑)
明日は釣りに行かないんですか??