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2022年4月18日(月)

更新日:2022年6月7日

【回想:大学時代の釣り】

ここでは私が大学生の時代に買っていた竿,リールなどを紹介するので,これから釣りをする若い人は参考にしていただきたい.結論からいうと超安価なものを買うことである.


他人に言わせると,私は釣りに関してバカの領域に入っているようで,このホームページに掲載している「使用タックル」もそういった領域の人間が参考にするものである.


本題に入る.記憶がある中で,釣りは小学1年生から父に連れられてやっていた.高校は部活に明け暮れ,大学の3回生から車を持ち,釣りを再開始した.しかし,周りの学生は誰もしていない.そこで釣具屋に一人で行き,「チヌが釣りたいです.竿もリールも何も持っていません.何から買えばいいですか?」と,そのときは結構勇気を出して聞いた.私は高知の大学に在籍していたが,高知市朝倉にあった釣り天(確かこのような名前であった,残念ながら今は無い)というお店の人が親切に対応してくれた.「いくらくらいで道具,揃えるつもり?」.ここで慎重な私は1万円持っていたのだが,「5000円しかありません.これで釣りに行きたいです.」と返した.これは,良きにつれ悪しきにつれ大阪で育ち学んだ自己防衛の対応である.すると店長は非常に安いランクの道具を事細かに説明してくれた.


結局買ったのは,フカセ釣り用の竿(グラスロッド900円),リール220円,ウキ360円,他は覚えていない.


エサも買い,事前に何度も下見した土佐市宇佐の奥田釣具店の前にある堤防に向かい,それから通い詰めた.最初の半年は全く釣れない.トラブル続出.隣の人と糸が絡む.リールの取手が巻いていると取れてしまう.竿(グラスロッド,おそらく400〜500gの重さ)がとにかく重くて,使っていくうちにガイドが腐食していつの間にか外れている.


そんな中,無口な常連の釣り人たちから「こうしたらえいき」と,ボディラングエッジを交えて色々と教えてもらった.この経験は非常に懐かしい.その場所に一人で通い続けたからこそ,これにより釣りが上達していったと思う.それから1年たった頃には,相も変わらず超安い竿とリールでも,なんとかチヌが釣れだした.


あのときは中々釣れずに辛かったが,釣れたときを思い出すと,今でも微笑んでしまう.


懐かしくなり,その頃撮った写真を探してみた.デジカメもスマホも無い時代のため,釣りをしているときの写真がほとんどない.宇佐での写真は無かった(涙).よく考えれば当たり前である.一人で行っていたのだから.やっと,宿毛市の藻津漁港に行ったときの大学3回生か4回生の写真があった!


若人よ!今やれることを必死でやってね!皆さんは道具なんてなんでもいいのよ.人生で体力,気力が最も満ち溢れているときですから.



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